【目的別】新人研修で本を効果的に活用する3つの方法
新人研修における本の活用方法は、その目的に応じて大きく3つに分けられます。それぞれの目的を明確にすることで、選ぶべき書籍や研修の進め方が見えてきます。
・方法1:研修担当者自身が「研修を企画・設計」するために活用する
・方法2:新入社員の「研修課題」として読ませる
・方法3:「本の内容をもとに研修」を実施する
この章では、それぞれの目的ごとに本の活用方法や効果を解説します。
方法1:研修担当者自身が「研修を企画・設計」するために活用する
研修の企画や設計を初めて担当する、あるいは既存の研修をより改善したいと考えている場合、研修に関する知識やノウハウを体系的に学ぶことが重要です。
活用方法: 研修企画、指導方法、教え方のコツなどを解説した書籍を参考に、自社の課題に合った実践的な研修を設計します。複数の関連書籍を読み込むことで、基本的な研修の進め方を吸収し、効果測定の方法なども含めて総合的に検討できるようになります。
期待できる効果: ゼロから手探りで研修を企画するよりも、体系的な知識に基づいた質の高い研修を構築できます。Web記事などの断片的な情報では得にくい、信頼性の高いノウハウを習得できるため、意図した研修効果を得やすくなります。
方法2:新入社員の「研修課題」として読ませる
新入社員に社会人としての基礎知識や普遍的なビジネススキルを効率的に習得させたい場合、研修課題として特定の本を読ませるのが効果的です。
活用方法: ビジネスマナー、コミュニケーション、働き方の基本など、基礎知識の習得を目的とした書籍を課題図書として設定します。読書後には、理解度を確認するためのテストや感想文の提出、グループディスカッションなどを組み合わせることで、知識の定着を促します。
期待できる効果: 教える側の教育コストを削減しつつ、一定レベルの基礎知識を効率的に習得させられます。本は個人のペースで反復学習がしやすいため、暗記が必要な基礎知識の定着にも効果的です。また、共通の書籍を課題とすることで、研修参加者間での議論や学びの共有が深まります。
方法3:「本の内容をもとに研修」を実施する
インプットした知識を実践に繋げ、定着を早期化させたい場合は、本の内容を研修テキストとして活用し、アウトプットの機会を設けるのがおすすめです。
活用方法:研修内での議論: 本で学んだ内容について社員同士でディスカッションさせ、多角的な視点や異なる解釈に触れさせます。
実践への落とし込み: 研修内で、学んだ知識を実際の業務でどう活用するかを具体的に指導したり、シミュレーションを行ったりします。
アウトプットの機会: 学んだ内容を業務でどう活かすかについて感想文やレポートにまとめさせることで、理解度と定着度を高めます。
期待できる効果: 一人で本を読むだけでは得にくい、深い理解と実践への繋がりを促進します。また、研修担当者は研修資料作成の手間を省くことができ、より質の高いファシリテーションや個別のフォローに時間を割けるようになります。
研修担当者が企画時に読むべきおすすめ本
新人研修を成功させるためには、担当者自身が研修の企画・運営に関する基礎を固めることが不可欠です。ここでは、研修設計の段階で役立つおすすめの書籍を2つのジャンルに分けてご紹介します。
研修企画についての本
自社にフィットした効果的な研修を企画・立案し、実施・評価するために役立つ書籍です。
・研修開発入門「研修評価の教科書」
・研修デザインハンドブック
・研修開発入門「研修評価の教科書」
想定読者: 現場のマネジャー、研修開発を行う人事担当者
活用の狙い: 研修で学んだ内容が現場で活用されるための評価方法や考え方を学ぶ。企業のニーズに合った研修の実施と、その効果を数値と物語の両面から評価する手法を習得する。

| タイトル | 研修開発入門「研修評価」の教科書 |
| 作者 | 中原淳、関根雅泰、島村公俊、林博之 |
| 出版社 | ダイヤモンド社 |
| 出版年 | 2022年 |
| 価格 | 2400円+税 |
| ISBN | 978-4-478-11553-4 |
| あらすじ | 研修を企画・立案し、自社に最もフィットした研修を実施・評価していくための入門書。「企業内人材育成入門」の実践編として、研修講師を任命された現場のマネジャー、研修の開発を行う人事部の方を対象に「数字」と「物語」による新しい研修評価の考え方と方法を解説している。 |
・研修デザインハンドブック
想定読者: 研修を実施しているが効果を感じにくいと感じている担当者
活用の狙い: 参加者が主体的に学ぶ研修をデザインするための「インストラクショナルデザイン」の理論と実践を学ぶ。効果の高い研修を構築し、参加者の学習意欲と効果を最大化する。

| タイトル | 研修デザインハンドブック |
| 作者 | 中村文子、ボブ・パイク |
| 出版社 | 日本能率協会マネジメントセンター |
| 出版年 | 2018年 |
| 価格 | 2800円+税 |
| ISBN | 978-4-8207-2669-2 |
| あらすじ | 研修・セミナーの効果を高めるためには研修参加者が主体的に学ぶことが大切である。本書では学ぶための意欲を高め、学習効果を最大化する研修を行ううえで欠かせない「インストラクショナルデザイン」の理論と実践をまとめている。知識のない方でも、8つのステップに沿って考えるだけで、効果的な研修をデザインできるようになる。 |
指導・教え方についての本
研修効果を最大化し、受講者のモチベーションを高めるための指導スキル、教え方を学ぶための書籍です。
・若手育成の教科書
・講師・インストラクターハンドブック
・若手育成の教科書
想定読者: 若手育成の必要性を感じているすべての人、マネジャー
活用の狙い: 若手が自ら成長する仕組みを構築するための「最強の人材育成術」を学ぶ。サイバーエージェントの人事部門が実践する「抜擢メソッド」など、現場で活用できるノウハウを習得する。

| タイトル | 若手育成の教科書 |
| 作者 | 曽山哲人 |
| 出版社 | ダイヤモンド社 |
| 出版年 | 2021年 |
| ISBN | 978-4-478-10477-4 |
| あらすじ | 若手が急成長できる「最強の人材育成術」を紹介する本。のべ3000人以上の採用に関わり、300人以上の管理職育成に携わったサイバーエージェントの人事部門による現場で活用できる「抜擢メソッド」を解説している。 |
・講師・インストラクターハンドブック
想定読者: 経験の有無を問わず、研修・セミナーで講師を務めるすべての人
活用の狙い: 参加者の学ぶ意欲を高め、学習効果を最大化する「参加者主体の研修手法」を体系的に学ぶ。インストラクショナルデザイン、デリバリースキル、ファシリテーションスキル、効果測定など、研修に携わる人に必須のスキルを網羅的に習得する。

| タイトル | 講師・インストラクターハンドブック |
| 作者 | 中村文子、ボブ・パイク |
| 出版社 | 日本能率協会マネジメントセンター |
| 出版年 | 2017年 |
| 価格 | 2800円+税 |
| ISBN | 978-4-8207-5963-8 |
| あらすじ | 研修参加者の学ぶ意欲を高め、学習効果を最大化するために欠かせないスキルをボブ・パイクが体系化した「参加者主体の研修手法」をベースに紹介。具体的には研修に携わる人にとって必須のスキルであるインストラクショナルデザイン、デリバリースキル、ファシリテーションスキル、効果測定などを解説している。効果的な学びを促す研修をデザイン、運営するノウハウをまとめた1冊。 |
研修課題として「新入社員に読ませる」べきおすすめ本
新入社員に、社会人として必須の基礎知識やスキルを習得させるための研修課題として最適な書籍をジャンル別にご紹介します。これらの書籍は、企業が新入社員に求める共通認識や行動規範を効果的に伝えるのに役立ちます。
この章では、研修課題として読ませるべきおすすめ本の基本情報と想定している読者、活用の狙いなどを解説します。
ビジネスマナーについての本
新入社員が社会人としての第一歩を踏み出す上で不可欠な、基本的なマナーや作法を学ぶための書籍です。
・最新ビジネスマナーといまさら聞けない仕事の超基本
・入社1年目ビジネスマナーの教科書
・大人の語彙力ノート
「最新ビジネスマナーといまさら聞けない仕事の超基本」「入社1年目ビジネスマナーの教科書」はビジネスマナーを広く学ぶ際に、「大人の語彙力ノート」はメールやビジネスの際の語彙力を増やしたい際に役立ちます。
・最新ビジネスマナーといまさら聞けない仕事の超基本
想定読者: これからビジネスマナーを学ぶ人、社会人歴はあるが自信がない人など、すべての働く人
活用の狙い: ビジネスマナー全般に加え、身だしなみ、言葉遣い、挨拶、さらにはチャットツールのマナーなど、現代のビジネスシーンで求められる多岐にわたる基本を網羅的に理解させる。

| タイトル | 今さら聞けない仕事の超基本 |
| 作者 | 石川和男 |
| 出版社 | 朝日新聞出版 |
| 出版年 | 2019年 |
| 価格 | 1200円+税 |
| ISBN | 978-4-02-333266-9 |
| あらすじ | ビジネスマナーはもちろん、身だしなみや言葉遣い、挨拶の仕方といった基本的なマナーや社会人の多種多様な制度の手続き方法、チャットルールの活用法など、すべての働く人が活用できる仕事の基本を網羅的に解説している。 |
・入社1年目ビジネスマナーの教科書
想定読者: 新入社員はもちろん、ビジネスマナーを再確認したいベテラン社員
活用の狙い: 身だしなみ、電話応対、敬語、ビジネスメールの基本から、会食や冠婚葬祭のマナーまで、イラストを交えて分かりやすく学ぶ。

| タイトル | 入社1年目ビジネスマナーの教科書 |
| 作者 | 西出ひろ子 |
| 出版社 | プレジデント社 |
| 出版年 | 2017年 |
| 価格 | 1200円+税 |
| ISBN | 978-4-8334-2229-1 |
| あらすじ | 身だしなみや電話応対の基本、敬語、ビジネスのEメールの送信方法などの基本的なビジネスマナーから、会食や冠婚葬祭の際のマナーなどをわかりやすいイラストつきで紹介している。 |
・大人の語彙力ノート
想定読者: 語彙力に自信がない人、ビジネスシーンでの適切な言葉遣いを身につけたい人
活用の狙い: さまざまな言い換え表現の事例を通じて、ビジネスシーンで失礼のない、教養を感じさせる表現力を習得する。

| タイトル | 大人の語彙力ノート |
| 作者 | 齋藤考 |
| 出版社 | SBクリエイティブ |
| 出版年 | 2017年 |
| 価格 | 1300円+税 |
| ISBN | 978-4-7973-9344-6 |
| あらすじ | さまざまな言葉の実践的な言い換えを「普段の会話」や「お願いするとき」などのケース別に紹介。ビジネスシーンで相手に失礼のないような伝え方や教養を感じさせる文章を学べる内容となっている。 |
コミュニケーションについての本
ビジネスを円滑に進める上で不可欠な、様々な場面で役立つコミュニケーションスキルを身につけるための書籍です。
・人は話し方が9割
・人を動かす
・1分で話せ
「人は話し方が9割」は円滑なコミュニケーションの方法を学ぶ際に、「人を動かす」は人との良好な関係の築き方を学ぶ際に、「1分で話せ」はビジネスにおける適切な伝え方を学ぶ際に、それぞれ役立ちます。
・人は話し方が9割
想定読者: コミュニケーションに苦手意識がある人
活用の狙い: コミュニケーションの基本である会話術を習得し、相手に好まれ、心を動かす話し方を学ぶ。会話の悩みを減らし、自信を持ってコミュニケーションが取れるようになる。

| タイトル | 人は話し方が9割 |
| 作者 | 永松茂久 |
| 出版社 | すばる舎 |
| 出版年 | 2019年 |
| 価格 | 1400円+税 |
| ISBN | 978-4-7991-0842-0 |
| あらすじ | コミュニケーションの基本である会話がうまくなるコツについて紹介している本。相手に好まれる話し方や相手の心を動かす話し方について解説している。話すことに苦手意識がある人もこれを読めば会話で悩んだり、疲れたりすることが少なくなる。 |
・人を動かす
想定読者: リーダーシップを学ぶ立場の人、人間関係構築の基礎を学びたい新入社員
活用の狙い: 人を動かすための原則や、良好な人間関係を築くための行動・自己変容を学ぶ。デール・カーネギーの普遍的な教えを通じて、社内外での円滑な人間関係構築の基礎を築く。

| タイトル | 人を動かす |
| 作者 | Caarnegie Dale |
| 出版社 | 創元社 |
| 出版年 | 1999年 |
| 価格 | 1500円+税 |
| ISBN | 978-4-422-10051-7 |
| あらすじ | 会社での人間関係や、身近な家族・友人と良好な関係を築くための方法が書かれた本。人に好かれて人の心を突き動かすためにはどんな行動や自己変容をすればよいのかを「人を動かす3原則」や「人に好かれる6原則」「人を説得する12原則」「人を変える9原則」に沿って説明している。 |
・1分で話せ
想定読者: 話が長くなりがちな人、ビジネスで簡潔な伝え方を身につけたい人
活用の狙い: 伝えたいことをシンプルに表現するノウハウを学ぶ。ビジネスにおけるコミュニケーションの齟齬を解消し、円滑な意思疎通を図るための「型」や「結論の決め方」を習得する。

| タイトル | 1分で話せ |
| 作者 | 伊藤羊一 |
| 出版社 | SBクリエイティブ |
| 出版年 | 2018年 |
| 価格 | 1400円+税 |
| ISBN | 978-4-7973-9523-5 |
| あらすじ | 著者の伊藤氏は「1分で話せないような話は、どんなに長くても伝わらない」と考えており、伝わる伝え方の「型」の部分や「結論の決め方」、「言い切れない」というメンタルの話、1分で記憶に残す方法などを紹介している。 |
働き方の基本についての本
新入社員が社会人としての心構えや、仕事への向き合い方、キャリア形成の基礎を学ぶための書籍です。
・入社1年目の教科書
・これからの会社員の教科書
・入社1年目からどう働くか
・入社1年目の教科書
想定読者: 入社1年目の新入社員、若手社員
活用の狙い: ビジネスパーソンとしての第一歩を踏み出すための心構え、仕事に取り組む姿勢、具体的な行動指針を学ぶ。「頼まれたことは必ずやりきる」「50点で構わないから早く出せ」など、仕事を進める上での実践的なヒントを得る。

| タイトル | 入社1年目の教科書 |
| 作者 | 岩瀬大輔 |
| 出版社 | ダイヤモンド社 |
| 出版年 | 2011年 |
| 価格 | 1429円+税 |
| ISBN | 978-4-478-01542-1 |
| あらすじ | 「頼まれたことは、必ずやりきる」「50点で構わないから早く出せ」「つまらない仕事はない」のような、新入社員が仕事を進める上でのヒントとなる50の行動指針を示している本。社会人として将来活躍できる人材になるための、仕事に取り組む姿勢や具体的な行動の仕方を解説している。 |
・これからの会社員の教科書
想定読者: 新入社員からベテランまで、すべての会社員、部下への伝え方に悩む上司・先輩
活用の狙い: ビジネスパーソン同士の「ルール」「マナー」「お作法」といった仕事の基本を学ぶ。社内外から評価される人材になるための仕事の姿勢や、現代社会で生き残るために必要な学びの方向性を理解する。

| タイトル | これからの会社員の教科書 |
| 作者 | 田端信太郎 |
| 出版社 | SBクリエイティブ |
| 出版年 | 2019年 |
| 価格 | 1400円+税 |
| ISBN | 978-4-8156-0243-7 |
| あらすじ | 「風邪を引いたら、休むべきか?」「ミスをしたとき、どうすればいいのか?」「これからの時代に生き残るために、なにを学べばいいのか?」このような仕事の疑問を解消してくれる1冊。仕事の基本を学びたい新入社員や、自分の仕事の姿勢を振り返りたい、入社4・5年目の社員、部下へ社会人としての基本をどのように伝えるか困っている上司・先輩を読者と想定しています。 |
・入社1年目からどう働くか
想定読者: 新入社員、社内外で評価される人材を目指したい人
活用の狙い: 入社1年目をどのようなマインドで働くべきかを理解する。時代の変化に対応し、終身雇用や年功賃金が通用しなくなった現代で求められる人材になるための働き方を、「マインド」「仕事術」「自己投資」「キャリア戦略」の4つの側面から学ぶ。

| タイトル | 入社1年目からどう働くか |
| 作者 | イシコ |
| 出版社 | SBクリエイティブ |
| 出版年 | 2021年 |
| 価格 | 1600円+税 |
| ISBN | 978-4-8156-0790-6 |
| あらすじ | 社内外で評価される人材を目指すために、入社1年目で行っておくべきことを「マインド」「仕事術」「自己投資」「キャリア戦略」に分けて説明。時代の変化によって、終身雇用や年功賃金のような常識が通用しなくなった現代で、求められる人材になるための働き方についてまとめた1冊。 |
本の内容をもとに「研修を実施」する際のおすすめ本
本の内容を研修で深く掘り下げ、知識・スキルの定着をさらに加速させたい場合に最適な書籍をご紹介します。これらの書籍は、抽象的な概念を具体的な行動に落とし込むためのディスカッションや考察を促すのに適しています。
考え方についての本
仕事や人生における普遍的な「考え方」を学び、困難に立ち向かう姿勢や変化への柔軟な対応力を養うための書籍です。
・道をひらく
・チーズはどこへ消えた
・道をひらく
想定読者: あらゆる年代、職種の人々。人生の困難に直面している、あるいはこれから直面する可能性のある人
活用の狙い: 松下幸之助の言葉から、人生における様々な局面でのヒントを得る。自己啓発だけでなく、ビジネスシーンでの判断基準や心構えを深める。

| タイトル | 道をひらく |
| 作者 | 松下幸之助 |
| 出版社 | PHP研究所 |
| 出版年 | 1968年 |
| 価格 | 870円+税 |
| ISBN | 978-4-569-53407-7 |
| あらすじ | 昭和43年の発刊以来、累計550万部を超え、いまなお読み継がれる驚異のロングセラーの本。自分の現状と本の目次を照らし合わせて読むと高い効果を発揮する。例えば、失敗して落ち込んでいるならば、「自信を失ったときに」「困難にぶつかったときに」「運命を切りひらくために」を読むと立ち直れるヒントを得られる。 |
・チーズはどこへ消えた?
想定読者: 新しい環境に不安を感じている人、変化を恐れている人
活用の狙い: 変化が激しい現代において、どのように対応すべきかを寓話を通して学ぶ。IBM、アップル、メルセデス・ベンツなどのトップ企業が研修テキストに採用している世界的ベストセラーで、変化への柔軟な対応スキルを身につける。

| タイトル | チーズはどこへ消えた? |
| 作者 | Johnson,Spencer |
| 出版社 | 扶桑社 |
| 出版年 | 2000年 |
| 価格 | 838円+税 |
| ISBN | 978-4-594-03019-3 |
| あらすじ | 米国の医学博士・心理学者であるスペンサー・ジョンソンが著した童話でありビジネス書。内容は迷路の中に住み、チーズを探す2人と2匹の物語である。全世界で2800万部を突破しており、発売から20年以上経過した今もなお読まれ続けている世界的ベストセラー。IBM、アップル、メルセデス・ベンツ等の世界のトップ企業が研修テキストに採用しており、人生のさまざまな局面でどのように対応すべきかを教えてくれる。 |
自身の生かし方についての本
新入社員が自身の強みや才能に気づき、それを業務で最大限に活用するための視点を提供する書籍です。
・さあ、才能(じぶん)に目覚めよう最新版 ストレングス・ファインダー2.0
・さあ、才能(じぶん)に目覚めよう最新版
想定読者: 自分の強みを見つけられていない人、強みの活かし方が分からない人、新入社員
活用の狙い: クリフトンストレングス(旧ストレングスファインダー)の「34の資質」を通じて、自身の強みを発見し、それを業務で効率的に活用する方法を学ぶ。個人の成長を促進し、チーム全体の生産性向上に繋げる。

| タイトル | さあ、才能(じぶん)に目覚めよう最新版 |
| 作者 | ジム・クリフトン ギャラップ |
| 出版社 | 日本経済新聞出版社 |
| 出版年 | 2023年 |
| 価格 | 2200円+税 |
| ISBN | 978-4–296–11830–4 |
| あらすじ | 人が持つ強みである「34の資質」に着目した本。仕事や人生を成功に導く、あなたの「強み」は何か。どう使えば、あなたの「武器」になるか。どんな場面で「最高の力」を発揮できるか。本書は、一気に読み進むこともできるが、今後何十年にもわたって、あなたの才能を開花させるための指針となるだろう。あなたの強みを活かすための、数百もの戦略やアイデア、ヒントが詰まっている。 |
新人研修に本を取り入れ、未来を担う人材を育成しよう
新人研修における本の活用方法は多岐にわたり、企画段階から研修課題、そして実践的なアウトプットの場に至るまで、その効果は計り知れません。本を戦略的に取り入れることで、研修の質を高め、新入社員の定着と成長を力強く後押しできます。
今回ご紹介したおすすめの書籍を参考に、貴社の新人研修の目的に合った最適な一冊を見つけてみてください。
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