ケース紹介 ロジカルシンキングの鍛え方とは?明日から実践できるトレーニング方法7選

公開日時:2025.12.25 / 更新日時: 2026.01.22

ロジカルシンキングの鍛え方とは?明日から実践できるトレーニング方法7選

ロジカルシンキングの鍛え方を探していませんか?この記事では、ロジカルシンキングの具体的なトレーニング方法、日常生活で意識すべき習慣までを分かりやすく解説します。思考力を高め、仕事で成果を出したいビジネスパーソンは必見です。

仕事の成果を高め、周囲から一目置かれる存在になるために「ロジカルシンキング(論理的思考)」は不可欠なスキルです。しかし、「どうすれば鍛えられるの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、明日からすぐに実践できる具体的なロジカルシンキングのトレーニング方法、そして日常生活で意識したい習慣までを、分かりやすく解説していきます。

 

法人向けの書籍手配なら三省堂書店

ロジカルシンキングを鍛えるには、良質な書籍での学習が効果的です。三省堂書店の法人専門サービスなら、研修用書籍の一括購入や社員の自己啓発図書の手配も簡単に行えます。

請求書払いに対応しており、メールで完結するためスムーズな導入が可能です。

まずはお気軽にお問い合わせください。

三省堂書店へのお見積依頼・お問い合わせはこちら

 

まずは基本から!ロジカルシンキングの代表的な手法

 

ロジカルシンキングには、思考を助けるための便利なフレームワーク(手法)がいくつか存在します。ここでは、特に基本的で重要な3つの手法を紹介します。

 

フレームワーク 主な用途 特徴
ピラミッド構造 説明・報告・提案 結論から話すことで分かりやすくなる
MECE 分析・分類・整理 漏れやダブりをなくし、網羅的に考える
ロジックツリー 原因究明・問題解決 問題を分解し、本質的な要素を見つける

 

結論と根拠を整理する「ピラミッド構造」

ピラミッド構造は、相手に何かを伝える際に、話を分かりやすく構成するためのフレームワークです。頂点に最も伝えたい「結論(主張)」を置き、その下に結論を支える複数の「根拠」を並べます。それぞれの根拠を裏付ける「事実」や「データ」を配置することで、説得力のある論理構造を構築できます。

 

漏れなくダブりなく考える「MECE(ミーシー)」

MECE(ミーシー)とは、「Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive」の略で、「漏れなく、ダブりなく」という意味です。例えば、「顧客層」を分析する際に「年代」で区切る(10代、20代、30代…)といった分け方がMECEにあたります。分析の精度が高まり、考慮漏れを防げるようになるのです。

 

原因や解決策を分解する「ロジックツリー」

ロジックツリーは、あるテーマ(問題や課題)を木の枝葉のように分解していくことで、その原因を探ったり、解決策を具体化したりするためのフレームワークです。「なぜ?(原因究明)」や「どうすれば?(解決策立案)」を繰り返して、具体的なアクションへ落とし込みます。

 

明日から実践できる!ロジカルシンキングの鍛え方7選

 

 

ロジカルシンキングは、意識してトレーニングすることで誰でも後天的に身につけることができます。具体的な鍛え方を7つ紹介します。

 

自分の考えを言語化する癖をつける

頭の中で考えているだけでは、思考は整理されません。自分の意見やアイデアを、意識的に言葉にして話したり、文章に書き出したりする習慣をつけましょう。言語化するプロセスを通じて、自分の考えの曖昧な部分や論理の飛躍に気づくことができ、思考を整理する訓練になります。

 

「なぜ?」を繰り返す(So What? / Why So?)

ある事象に対して、「So What?(だから何?)」と結論や意味合いを考えたり、「Why So?(それはなぜ?)」と原因や根拠を深掘りしたりすることを繰り返します。物事の表面的な理解で終わらせず、本質的な因果関係を捉える思考の癖がつきます。

 

前提を疑うクリティカルシンキングを持つ

クリティカルシンキング(批判的思考)とは、物事や情報を鵜呑みにせず、「本当にそうなのだろうか?」と客観的・多角的に検討する思考法です。常識や当たり前とされていることでも、一度立ち止まってその前提を疑うことで、より深く本質的な思考ができるようになります。

 

仮説を立てる癖をつける

仕事を進める上で、「おそらくこうなるだろう」という仮説を立てる習慣をつけましょう。限られた情報の中から最も確からしい結論を予測し、それを検証するために必要な情報を集め、行動するというプロセスは、ロジカルシンキングの良いトレーニングになります。

 

賛成と反対の立場から考える(セルフディベート)

あるテーマについて、自分一人で賛成意見と反対意見の両方を考え、議論を展開してみる方法です。物事を多角的に見る力が養われ、一方的な視点に偏らない、バランスの取れた論理的思考が身につきます。自分の意見の弱点にも気づきやすくなります。

 

フレームワークを活用して思考を整理する

前述したピラミッド構造やロジックツリーなどのフレームワークは、思考を整理するための強力なツールです。難しく考えずに、まずはノートやホワイトボードに書き出しながら、フレームワークに当てはめて考えてみることから始めてみましょう。思考の「型」を身につけることで、考えを整理しやすくなります。

 

読書で知識をインプットする

ロジカルシンキングに関する書籍を読むことは、体系的な知識を得る上で非常に有効です。他の人がどのように物事を考え、論理を組み立てているのかを知ると、自分の思考の引き出しを増やすことにつながるのです。ビジネス書に限らず、様々なジャンルの本を読むことで、多様な視点や知識を得られます。

ロジカルシンキングを日常生活で鍛える習慣

 

 

特別なトレーニングだけでなく、普段の生活の中で少し意識を変えるだけでもロジカルシンキングは鍛えられます。

ここでは、日常生活に取り入れやすい3つの習慣を紹介します。

習慣 具体的なアクション
PREP法 結論→理由→具体例→結論の順で話す・書く
構造的なメモ 結論や根拠を意識して情報を整理する
事実に基づく会話 感覚ではなく、数字やデータで話す

 

PREP法を意識して話す・書く

PREP法とは、「Point(結論)」「Reason(理由)」「Example(具体例)」「Point(結論を繰り返す)」の頭文字をとった、分かりやすい文章構成の型です。メールの作成や会議での発言など、日々のコミュニケーションでこの型を意識するだけで、論理的で分かりやすい説明ができるようになります。

 

物事を構造的にメモする

会議の議事録やセミナーのメモを取る際に、ただ話されたことを書き連ねるのではなく、テーマや結論、根拠といった構造を意識して整理しながらメモを取る習慣をつけましょう。ロジックツリーやマインドマップなどを活用するのも効果的です。情報を整理する力が自然と身につきます。

 

数字やデータ(事実)に基づいて話す

「とても良いと思います」といった感覚的な表現だけでなく、「売上が前月比で10%向上したので、良い施策だと思います」のように、客観的な数字やデータといった「事実(ファクト)」を根拠に話すことを心がけましょう。話の説得力が増し、ファクトベースで考える習慣が身につきます。

ロジカルシンキングを鍛える3つのメリット

 

 

ロジカルシンキングを身につけることは、個人のスキルアップだけでなく、チームや組織全体の成果にも直結します。

代表的な3つのメリットについて解説します。

メリット 具体的な変化
1. 問題解決能力の向上 ロジカルシンキングを身につけると、複雑に見える問題も、構造を分解して整理できるようになります。「何が原因で、何が結果なのか」という因果関係を正確に捉えることで、問題の根本原因を特定し、的確な解決策を立案可能です。場当たり的な対応ではなく、筋道の通ったアプローチで問題を解決に導く力が向上します。
2. コミュニケーションの円滑化 自分の考えを論理的に整理し、結論から話せるようになるため、相手に意図が伝わりやすくなります。上司への報告、部下への指示、顧客への提案など、様々な場面で「話が分かりやすい」と評価されるようになります。相手の意見を正しく理解し、論理的に議論を組み立てる力も向上するため、会議や交渉の場でも円滑なコミュニケーションが実現できます。
3. 生産性の向上 物事の全体像を捉え、優先順位をつけて効率的に仕事を進められるようになります。ロジカルシンキングを用いると、無駄な作業や手戻りを減らし、最短ルートで目標を達成するための計画を立てられます。その結果、業務全体の生産性が向上し、より付加価値の高い仕事に時間を使えるようになります。

まとめ

 

ロジカルシンキングは、ビジネスパーソンにとって必須のスキルです。

今回紹介したトレーニング方法や日々の習慣を実践することで、問題解決能力やコミュニケーション能力、生産性を大きく向上させることができます。

まずは自分にできそうなことから一つでも始めて、論理的に考えることの面白さと効果を実感してみてください。

 

論理的思考力を組織全体で高めるなら

体系的な書籍学習がおすすめです。三省堂書店では研修用書籍の一括購入から、社員個人宅への配送まで柔軟に対応しています。

創業140年を誇る老舗書店のノウハウを活かし、経験豊富なスタッフが選書のサポートもいたします。

ぜひ一度ご相談ください。

三省堂書店へのお見積依頼・お問い合わせはこちら

人気記事ランキング